業務効率化ソフトや在庫管理システム開発委託なら石黒社会システム研究所 | 工程管理のメリット・うまくいかない理由

会社の生産性向上や業務の効率化を図るうえで、工程管理を整備することは重要です。しかし、そもそも工程管理とはどのようなものか、あまり把握できていないというケースも少なくありません。

工程管理の意味やメリットなどを知ることで、適切なシステム開発・導入にもつなげることができます。こちらでは、工程管理に関する知識をご案内いたします。

工程管理とは、プロジェクトの開始と終了時期を決定し、その間の工程をスケジュールすることです。例えば、システム開発における工程管理があれば、いつまでにどの工程が終了していればいいか一目でわかります。

スケジュールが立てられていないと、プロジェクトの遅れを把握できず、納期が延びる要因となるのです。プロジェクトの規模にかかわらず、1日のズレでも大きなマイナスを生んでしまいます。積み重なることによって、余計な経費や遅れなどが発生して、トラブルのもとになることもあります。

このように工程管理は、システム開発などのプロジェクトをスムーズに進めていくため大切な要素です。

工程管理を実施すると、品質の向上や納期の短縮など多数のメリットが得られます。まず、状況把握がしやすいというメリットがあります。作業に遅れが生じた際に、どの部分で問題が発生しているのか把握できます。

問題がわかれば早急に対処できるため、工程をスムーズに進められます。さらに、作業の効率化を目指すことで、納期の短縮が可能になる場合もあります。手が空いているメンバーを他業務のヘルプに回すことで、作業全体の効率がアップします。

プロジェクトの多くは限られた人数で作業しなければなりませんが、工程管理でメンバー管理をすれば、適切な人数で最適なパフォーマンスの調節が可能です。最終的には品質の向上につながり、顧客満足度が上がります。

生産性向上を目指すにあたり、工程管理の手順に着目することがポイントになります。まず重要なのはPDCAを回すこと。PDCAとは、「Plan（計画）」「Do（行動）」「Check（確認）」「Action（実施）」のことです。

過去のデータを基に計画を立て、その内容に従ったシステム開発を行い、確認で問題がないかチェックして実施で問題を改善します。PDCAは一度のみならず、何度も回すことが重要です。一度で問題を改善しようとはせず、試行錯誤を繰り返しながら、最適なプロジェクトを進めていきます。

失敗を恐れて行動すると、問題点がわからなくなる場合があります。それよりも、最初から失敗を前提に進めていくと、失敗を恐れなくなり素早い問題解決が可能です。

工程管理がうまくいかない場合、共有ができていない、リアルタイムの状況がわからないなどの問題が理由として考えられます。工程管理には複数の部署がかかわることも多いです。特に大規模なプロジェクトになるほど、かかわる人数も増えて情報共有がしにくくなります。

お互いの情報が得られないと、適切なタイミングで工程が行われず、人材や費用の無駄が発生しやすいです。外部と情報が共有できていない場合も、同じようなロスが発生します。また、短期間でプロジェクトを進める際に少しのロスが納期の遅れにつながります。病欠やミスなどで作業が進まないケースもあります。そのようなときも、リアルタイムで把握できていれば、遅れが出そうになっても素早く対応ができます。

生産性向上や業務効率化のため、各種業務のシステム開発をご検討の際は石黒社会システム研究所までお問い合わせください。

工程管理システムをはじめ、勤怠管理システムや在庫管理システム、予約システムなど、中小企業・個人事業主様のニーズに合ったシステム開発に取り組んでおります。低価格で無駄のないシステムを考案いたしますので、システム開発の目的や理由などをぜひお聞かせください。