システムを連携させると言うこと

query_builder 2022/07/08
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システムを連携させると言うことはどういうことでしょうか
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・システムを連携させると言うことはどういうことでしょうか

今までシステムというものは何かと言うことを考えてきました。企業(会社)の業務の一つ一つが実はシステムであると言うことを説明してきました。
ということはシステムを連携させると言うことは企業の業務を遂行する上で必然的に必要だと言うことです。
当たり前のことを今何故皆(主にソフトウェア開発会社ですが)が声高に言うようになってきたのでしょうか。

システム導入の経緯にその理由があります。企業全体の業務の内ある業務に着目すると、その部分の効率が悪いことが分かり、目の前のその業務を効率化するためにその業務用のシステムを導入します。市販のものを選んだり、新たに開発したりしますが目先の業務のことだけを考えてその業務に特化したシステムが導入されます。しばらくはそれで業務効率が上がりますが、別の業務でまたその業務のシステム化が必要になりすでに導入したものとは無関係にその業務に特化したシステムが導入されることになります。こういったことの繰り返しでいつの間にか会社として統一が取れない業務に特化したシステムが多数存在することになります。
会社内に統一性がない複数のシステムが存在するため会社を運営するためにそれらを何とか繫がないと業務が回りません。今まではそのシステムを繫ぐために人手にたよっていた面ががあると思います。しかし世の中人手不足が顕著になってきて人手に頼らないで業務に特化した個別のシステムを繫ぐ必要が出てきました。それが今システム連携と言うことを盛んに言い出した理由です。

企業の全体業務としては個々の業務が連携して初めて企業の業務目的が果たせます。システム連携を図ると言うことが実は業務連携を図ると言うことです。しかし業務としては連携していても(連携してなければそもそも企業の活動はできません)、個々の業務は別々のその業務に特化したシステムを使っているため企業全体としてはシステム化ができていないのが実情です。即ち個別のシステム間では連携が取れてないのが実態だと思います。ある業務のシステムの出力を後続のシステムが必要としているのにそのデータを直接受け渡せない事態が発生しています。その部分に人手を介してデータを入力しているのが実態です。楽楽精算のコマーシャルで「なんで同じデータを二度も入れなくてはならないの!」と怒っている人がいますが、データ入力の二度手間三度手間が会社のあちこちで起こっていることが実情です。


・システムを連携させるにはどうすれば良いのでしょうか

理想を言えば自社の業務に合わせた所謂ERP(統合業務ソフト)を導入できればすべての業務の連携が図れます。世の中業務改革を歌って各種システムの売り込みがありますが、殆どは何とかERPらしきものを買わせようとしています。その方がERP売り込み企業のメリットが大きいからです。ERPは実は非常に大きなシステムです。導入完了まで高額な費用と多大な時間が掛かると言うことです。そこに問題があります。新たにERPを導入しようとすることは今までのシステムを捨てると言うことです。導入費用と時間の他に業務の混乱が生じてERP導入当初は業務効率が悪くなると言うことです。

システム連携を図るために会社全体の業務をいっぺんにシステム化をするのではなく関連が深い業務のシステムをまず纏めるという方法もあり得ます。言うなれば中システム開発です。関連の深い業務システムを纏められれば単に既存のシステムの入出力をプログラムで繫ぐよりは業務効率が上がります。プログラムでのデータ受け渡しでは人手でのデータ移し替えに比べれば効率は良くなりますが、データの移し替えの手間は発生しますのでちょっと面倒な点があります。

そのため関連の深い業務全体を見通した中システム開発はデータ移し替えの手間も省くので有効な手段です。世の中こうした中システムを売り込んでくる会社は多いと思います。

部分的なシステム連携を図るときにある意味新規のシステムを作ることになるため、将来の本格的なシステム連携のために基本的なデータの持ち方を整理することができます。基本的なデータの持ち方(データベース設計)を決めることができると後のシステム開発を順次進めることが容易になります。基本的なデータ構造を決めると今は連携を図ってないシステムの連携プログラムを作る場合にも比較的簡単に作業ができるはずです。
将来を見据えたデータの持ち方を考えることもシステム連携を図るための一手です。ここからシステム連携の作業を始めるのも良いかもしれません。中システムの開発ならば開発を引き受けてくれるシステム開発会社は割と多くあると思います。

そうはいっても現実的には中システムでも構築に時間が掛かりそれなりに費用も掛かります。このためやっぱり所謂システム化について二の足を踏むケースが多いのではないでしょうか。そこで既存のバラバラに存在している各種システムの連携を図っていくこと(小さいシステム開発)は大事だと思います。基本的に今まで使っていたシステムを使うので業務の混乱は少なくなります。
では個別のシステムを連携させるのにはどうすれば良いのでしょうか。従来通り人手によるデータ移行を続ける手もありますが、今そこの無駄を省くことが所謂業務改革として求められていますので業務改革が必要であるとの時流には乗れないことになります。
二つのシステムを連携させるには最低限一方のの出力データをもう一方でプログラムを使って入力させることで実現できます。このプログラムは比較的簡単なものでプログラムを作れる人なら誰でも作ることができます。しかし簡単なプログラムといえどもプログラムを作成するのは結構時間が掛かります。簡単なプログラムであってもそれは狭い意味でのシステムです。小さなシステムと言うことです。
プログラムを作れない人やプログラムを作る時間が取れない人はどうすれば良いのでしょうか。当然システム開発の専門家に依頼することになります。
しかし一般にはソフトウェア開発会社ではこのような小さなシステム開発を引き受けてくれないと思います。小さなシステムであってもシステム開発の手間は大きなシステムと大差なくて、手間の割に売り上げが少なく採算が取れないためです。

小さなシステム開発は実はERPを導入しない限り必ずついて回る問題です。ある程度の単位で纏められたシステム(例えば会計システム(中には入出金管理システム、経費精算システム等の個別業務のシステムが含まれる(これらはある程度連携している))や労務管理システム(勤怠管理システム、人事管理システムなどを含む))を導入したとしても部分的に纏められたシステムの間の連携は必ずしもできないのが実態です。労務管理データを使って請求書発行をしたい場合労務管理システムと会計システムは連携してないのでそこにやはり人手を介する事態が生じます。つまり会計システムと労務管理システムはバラバラに導入されたものでそれぞれ固有のデータを持つため連携が取れないと言うことです。

そこで石黒社会システム研究所の出番です。石黒社会システム研究所では小さなシステム開発を請け負うことをモットーに業務展開をしています。
小さいシステムであっても実はそれほど簡単ではありません。二つの繫ぎたいシステムのそれぞれの特徴(どんな風にデータを持っているとか、どのような機能を持っているかなどシステムが実現しようとしていること)を詳しく調べる必要があります。システムの中身を調べるにはどうしても専門家の力が必要です。石黒社会システム研究所ではシステムの中身を調べることを最も得意としています。繫ぎたいシステムの中身を調べた上でどのようなシステムを作れば良いかを提案させて頂きます。従いまして小さなシステムであっても最低1週間ぐらいは構築に時間が必要だと言うことをご理解ください。
システムの連携を図りたい方はまずはご相談ください。開発したいシステムの規模は問いません。現在抱えている問題をお聞きして、その問題が連携を図りたいシステムとどのように関連しているかを見極めてどうするのが良いのか提案させて頂きます。相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。もちろん実際に開発の契約が発効した場合には規定の料金を頂きます。



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